インプラント外科治療 Implant surgery
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患者さんの真の要求にこたえる
新谷悟のインプラント治療

インプラント治療はインプラント体を顎の骨に埋め込む「手術」と、その上に歯を作るという治療「補綴」からなります。
インプラント手術の面からは、安全・安心な手術を提供しなければならず、万が一何かトラブルが起きた場合に大学病院や他の医療機関に頼り、リカバリーできないドクターは手術をすべきではありません。
歯を作る(補綴)という面からは、患者さんの歯を失ったらできるだけ早くに歯を入れてほしい、インプラントで歯をよみがえらせてほしいというスピード(治療期間の短縮)が重要になります。
インプラント治療は素晴らしい治療であり、その素晴らしさをほとんどすべての方が受けることができます。しかし、不適切なインプラント治療を施されるとその素晴らしい治療が、患者さんにとって最悪の治療になってします。
不適切なインプラント治療が横行している今、真に信頼できて真に患者さんのニーズにこたえるインプラント治療を選ばれることを切に願っております。
個々の患者さんを家族のように思い、患者さんにとって最善で適切なインプラント治療を提供するために、尽力したいと考えています。
インプラント治療実績インプラント症例データ
合計実績
2026年4月更新
| 埋入本数 | 2,423 本 |
|---|
| 症例ケース | 1,296 例 |
|---|
| 年度 | 合計 (症例数) |
通常 骨造成なし |
骨造成 あり |
ソケット リフト |
サイナス リフト |
抜歯即時 | エキス パンジョン |
幹細胞 上清 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年 症例数 |
48本 (42症例) |
35 | 6 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 |
| 2025年 症例数 |
160本 (92症例) |
105 | 15 | 12 | 28 | 0 | 0 | 0 |
| 2024年 症例数 |
202本 (116症例) |
120 | 51 | 10 | 15 | 7 | 5 | 9 |
| 2023年 症例数 |
241本 (141症例) |
170 | 18 | 17 | 27 | 11 | 0 | – |
| 2022年 症例数 |
223本 (127症例) |
124 | 31 | 8 | 38 | 9 | 7 | – |
| 2021年 症例数 |
250本 (163症例) |
93 | 50 | 21 | 39 | 14 | 1 | – |
| 2020年 症例数 |
170本 (89症例) |
74 | 34 | 14 | 36 | 5 | 7 | – |
| 2019年 症例数 |
242本 (126症例) |
124 | 42 | 26 | 27 | 14 | 9 | – |
| 2018年 症例数 |
289本 (150症例) |
198 | 10 | 13 | 33 | 17 | 18 | – |
| 2017年 症例数 |
248本 (133症例) |
179 | 8 | 27 | 16 | 9 | 9 | – |
| 2016年 症例数 |
212本 (112症例) |
180 | 3 | 16 | 4 | 7 | 2 | – |
| 2015年 症例数 |
62本 (35症例) |
41 | 0 | 7 | 5 | 9 | 0 | – |
| 2014年 症例数 |
76本 (23症例) |
65 | 0 | 1 | 4 | 6 | 0 | – |
歯を守るためのインプラント治療Protect Teeth

歯は一度失ってしまうと二度と再生することはありません。いくらインプラントが優れた治療法であっても、「受ける必要がないなら受けたくない」と思う方がほとんどだと思います。
当院では痛んでしまった歯や、他院で抜かないといけないと言われた歯でも、精密な診査を行い、抜かずに治療できないかを、徹底的に考えた上で、本当に必要と診断された方に抜歯を受けていただくようにしています。
また、一度歯を失いだすと、かみ合わせや失った歯の機能を補うために、他の歯まで悪くなることがあります。他の歯まで失うという負の連鎖を食い止めるためにも徹底した診査・診断、治療計画そして治療が必要なのです。
他に治療法がなく、しかたなくインプラントになった場合は、日本口腔外科学会 専門医・指導医、日本顎顔面インプラント学会 指導医の資格をもつ院長の新谷悟が世界基準の技術と安全性のあるインプラント治療を提供させていただきます。
当院のインプラント治療の特徴Treatment Features
安全で精度の高いインプラント治療の
ゴールドユーザー認定
このたび当院は、サージカルガイドを活用した安全で精度の高いインプラント治療の実績により、『黄金等級』の認定を受けることとなりました。
今後も東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニックでは、患者様の安全と高い治療精度を追求し続け、患者様の健康に貢献することをお約束いたします。

認定証

認定証の盾

3年連続黄金等級章
日本顎顔面インプラント学会
専門医であり指導医
日本に180名しかいない
日本顎顔面インプラント学会の指導医
院長の新谷悟は、日本顎顔面インプラント学会の
専門医であり指導医となります。
私の臨床経験や専門知識を活かし、インプラント治療の実践的な技術や知識を歯科医師に教えております。
また、他院からのインプラント治療に対するセカンドオピニオンや手術依頼、リカバリー治療も対応しております。

指導医

専門医
CT完備

より安全で正確な治療ができる
手術中にもCT撮影が可能
より安全なインプラント手術のために、骨の内部の構造まで立体的に撮影できるCTスキャンは必要不可欠です。
よくニュースや新聞で取り上げられているインプラントによる事故のほとんどは、この立体的な構造を認識せずに(CTを撮影せずに)インプラント手術をすることが原因です。
コンピューターによる
シミュレーション

安全性と予知性
インプラント治療する前に「バーチャル手術」を行うことで、コンピュ-タ-上でシミュレ-ション(治療計画)した通りの場所にインプラント埋入を行えます。
術中の危険性を回避し、計画通りの位置に埋入することができるので、さらに安全性を高めます。
ガイデッドサージェリーによる
正確な手術

危険性や負担を軽減
患者さんごとにカスタマイズされたガイデッドサージェリー(的心ガイド)を使用して、インプラントを治療計画通りの位置に埋入することができるので、さらに安全性を高めます。
ガイデッドサージェリーは、他に類のない精度でのインプラント埋入を可能にします。
痛みへの対策

リラックス麻酔でストレスフリー
当院では通常の麻酔に加え、笑気麻酔、静脈内鎮静法などの各種麻酔を使用して、麻酔医による不安や恐怖感を和らげてストレスフリーで治療をお受けいただけます。
「治療がどうしても怖い」という方もお気軽に相談いただければと思います。
完全個室のオペ室を完備

感染対策に特化した完全個室のオペ室
当院では、インプラントや口腔外科手術のためにオペ室を完備しています。
他のユニットからの空気感染・飛沫感染を防ぐために完全個室となっています。
生体情報モニターを使用

患者さまの全身状態を厳重に監視
体調の異変にも迅速な対応が可能
疾患をお持ちの方やお年寄りの方も安心
手術の際に生体情報モニターを使用し、心電図・脈拍・血圧・血中酸素濃度・呼吸など、患者さまの全身状態を厳重に監視しながら治療します。
安心できるメーカーの
インプラントを使用

実績のあるインプラントメーカーのみを選択
日本で最も歴史と実績のある京セラメディカル社のインプラントを使用しています。
他院で治療を断られた方へ

実績のある骨造成手術
「あごの骨が薄くなっているので、インプラントは打てない」と他院でインプラント治療を断られた方はいませんか?
顎の骨を補うことによって、インプラント治療が可能となります。院長の新谷悟はこの分野でも多くの実績があり、海外へその技術の伝承も行っております。
インプラント不具合のリカバリー

インプラント周囲炎の対応
インプラント外科における適正な手術こそが最大のインプラント周囲炎防止対策であることをまず明記したいと思います。
そして、不幸にもインプラント周囲炎が生じた場合には、その原因を見極めリカバリーできると判断したならば、できるだけ早期にリカバリーを行い、もしもリカバリーできないと考えるならば、患者さんと十分に相談して速やかにインプラント体を抜去し、再埋入のための骨造成ならびにインプラント埋入手術を行うことが必要です。
スピードインプラント治療期間の短縮
インプラント治療の欠点は、費用がかかること、手術が必要なことと治療期間の長さです。通常のインプラント治療では、インプラントと骨が結合する期間を待つ必要があります。
しかし、抜歯して歯を失ったらできるだけ早くに歯を入れてほしい、インプラントで歯をよみがえらせてほしいと考える患者さんも少なくないのも事実です。
スピードインプラントにより、「治療期間の短縮」、「歯がない期間の短縮」が実現し、患者さんの早くスピードを持って治療したいという希望に添えるようになってきました。しかし、そのためには非常に高度な知識と技術が必要なことは言うまでもありません。
インプラント治療期間短縮のために
骨との結合の早いインプラントの応用
(高度な知識と技術を要する)
できるだけ早期に骨形成ができるインプラント体を使用することでインプラント治療期間の短縮が図れます。しかし、このようなインプラントは、インプラントを顎の骨に埋める手術をする時のテクニックが重要になってきますので、インプラント治療をしているドクターであれば誰でも手術できるというものではありません。
骨との結合の早いインプラント体には、骨を誘導するHA(ハイドロキシアパタイト)インプラントや初期固定の高いインプラント体を用いる場合があります。いずれも、インプラント埋入にテクニックがあり、そのことでインプラントと骨が結合する期間も短縮出来ます。
骨再生治療の応用
(高度な知識と技術を要する)
通常のインプラント治療では、抜歯後、歯があった部分に開いた穴が骨に置き換わる2~3ヶ月、骨ができるのを待機してからインプラント手術を行う必要があります。
しかし、骨再生治療を用いて、抜歯と同時にインプラントを埋入する手術をすることで、『抜歯後、骨ができるという待機期間』を『抜歯後、骨ができ、骨とインプラントが結合する待機期間』に変えることでインプラント治療の短縮が図れます。

- インプラント治療期間の短縮は、患者さんの全身状態、顎骨の状態、噛み合せの状態などによって影響されます。
- 「スピードインプラント」治療をご希望の方は、口腔内検査、CT、骨質のチェックなどを行い、適応を十分に検討して行います。その結果によっては通常の治療が適応になることもありますことをご理解ください。
歯がない期間0日のインプラント歯が全くない方でも噛めるようになる
抜歯して歯を失ったらできるだけ早くに歯を入れてほしい、歯がない期間があるのは困る患者さんのためのインプラント治療です。
通常は歯がない部分にインプラント治療を行った時、最低でも3ヶ月位は歯がありません。しかし、前歯など歯がない期間があるのは困る方が多いのも事実です。
抜歯して、同時にインプラント埋入手術を行い、その当日に、仮歯が入ることで見た目を損なわず、状況によっては食べ物を噛むことも可能なインプラント治療があります。
歯が全くない方でも
噛めるようになる方法
歯が全くない方でも手術した日に入れ歯ではないインプラントで噛めるようになる方法。
歯の全くない人やすべての歯を抜歯せざるを得ないその日に、インプラントを4本以上埋入することで、すぐ噛めて、手術当日から新しい歯で食事ができる治療もあります。
4本以上のインプラントをコンピューターシミュレーションで台形型に配置することによって、噛む力を分散させてその日から食事することができる方法です。
総入れ歯であっても、インプラント手術当日に、入れ歯でなく固定された歯での食事ができる方法です。
- インプラント治療期間の短縮は、患者さんの全身状態、顎骨の状態、噛み合せの状態などによって影響されます。
- スピードインプラント治療をご希望の方は、口腔内検査、CT、骨質のチェックなどを行い、適応を十分に検討して行います。その結果によっては通常の治療が適応になることもありますことをご理解ください。
インプラント治療の症例紹介ピックアップしたインプラント治療の症例ケース
上顎前歯
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術前
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術後
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- 治療内容
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- 上顎中切歯部2本インプラント埋入手術
- 骨を広げるエクスパンジョンならびに自家骨移植
他院で上顎犬歯から犬歯の合計6本がブリッジとしてつながれていたが、右上の側切歯の根尖部に大きな嚢胞を認め、また根破折も疑われたため要抜歯と判断した。左上の側切歯、犬歯部にも根尖病巣があったが、この2本に関しては歯根端切除術で温存を図った。
前歯部の仮歯を作成し、右側側切歯の抜歯を行った。同部には骨がなく、骨増生を行ってもインプラントの埋入は困難と判断して左右上顎中切歯部にインプラントを埋入してカンチレバーの補綴を行うこととした。
顎の骨の幅が十分ではなかったため骨に切り目を入れて骨を広げるエキスパンジョンと同じ術野から得られた自家骨による骨増生を行い、同時に生体親和性の高いインプラント(人工歯根)HAコーティング(京セラ)を埋入し、歯の欠損部の機能的・審美的な回復を図った。ブリッジや義歯に比較してインプラント治療は隣接歯への侵襲が少なく審美的・機能的な回復が高いレベルでなされる。

治療後の口腔内
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- 治療費用
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¥2,598,000(税込)
サージカルガイド、埋入手術、上部構造(歯の部分)、技工士さんの立ち会い費用、インプラント補綴(右側側切歯中切歯、左側中切歯)、右側犬歯のセラミッククラウン左側側切歯と犬歯のセラミッククラウン、歯根端切除述などすべて含む
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- 治療期間
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11ヵ月
抜歯から骨増生、インプラント埋入手術、上部構造(歯の部分)装着まで
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- リスク
副作用 -
骨の量が少なかったために難易度の高い骨の増生術ならびにエキスパンジョンという術式が必要である。
術後に有痛性腫脹が出現する可能性もあり、骨増生がうまくいかない失敗のリスクもある。
全身状態や骨の状態によっては極めて低い頻度ではあるがインプラントは骨に生着・結合(オステオインテグレーション)しないリスクもある。上部構造の破損、インプラント周囲炎によるインプラント体の脱落の危険性も少ないながら将来的にはある。
- リスク
【Dr.新谷のコメント】
上顎前歯部がブリッジやセラミックなどで治療がなされている場合にはなるべく、歯を温存させることが大切です。また、骨が薄く、通常の方法ではインプラント治療ができないと言われる方も多くいます。
しかし、十分なシミュレーションとエキスパンジョンなどの技術、そして的確な骨増生手術によりインプラント治療が可能である場合がほとんどです。
一方で、十分な計画なくインプラント治療が行われて、それがうまくいかなかった場合には、そのリカバリーも含めて治療は非常に困難になります。そういう意味では初めのインプラント治療が非常に重要となります。
この症例の場合には左上側切歯、犬歯は歯根端切除術によって歯の温存が可能で中切歯部に関してもインプラント治療が行えて患者さんも審美的・機能的にも非常に満足していただけて良かったです。
下顎臼歯
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術前
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術後
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- 治療内容
- 抜歯後1か月半でCTと印象採得、2ヶ月半で右側第一大臼歯部へのインプラント埋入術を施行
右下第一大臼歯に関して有痛性腫脹を繰り返すため、歯内療法の専門医に診てもらったところ、ひびが入っており保存ができないと言われ当クリニックを受診されました。実際に、ポケットも深く、有痛性腫脹を繰り返すとのことで抜歯と判断し、抜歯を行いました。
下顎骨歯槽骨の骨幅など骨量も十分にあり、骨増生などを伴わないで、単純に生体親和性の高いインプラント(人工歯根)HAコーティング(京セラ)を埋入し、歯の欠損部の機能的・審美的な回復を図りました。ブリッジや義歯に比較してインプラント治療は隣接歯への侵襲が少なく審美的・機能的な回復が高いレベルでなされます。

咬合面

口蓋側
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- 治療費用
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¥663,300(税込)
サージカルガイド、埋入手術、上部構造(歯の部分)
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- 治療期間
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6ヵ月
抜歯からインプラント埋入手術、上部構造(歯の部分)装着まで
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- リスク
副作用 -
骨の量も十分にあり、施術も10分程度であるため、外科的な侵襲は最小限であると思われます。
全身状態や骨の状態に極めてよい状態でしたが、インプラントは骨に生着・結合(オステオインテグレーション)しないリスクもあります。
上部構造の破損、インプラント周囲炎によるインプラント体の脱落の危険性も少ないながら将来的にはあります。
- リスク
【Dr.新谷のコメント】
十分なシミュレーションを行い、的確な手術を行うことにより、インプラント埋入の施術時間は10分から15分と短時間です。
第一大臼歯は6歳臼歯とも呼ばれ大人になって初めて生えてくる歯で噛むのに最も大切な歯です。
この歯の機能を戻すために義歯ではその機能回復に十分とは言えず、またブリッジでは臨在歯を犠牲にすることから、機能的回復、審美的回復を考えてインプラント治療が行いました。
患者さんも審美的・機能的にも非常に満足していただけて良かったです。
上下顎前歯
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術前
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術後
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- 治療内容
- 上顎中切歯部2本ならびに左下側切歯部インプラント埋入手術
他院で上顎前歯部(中切歯部)は歯根破折と根尖性歯周病により抜歯が必要であるが、骨がないためインプラント治療ができないと言われ当クリニックを受診した。
上顎の中切歯に関しては抜歯と同時に骨増生を行って骨の厚みを増す手術を行った。左下の側切歯に関しても歯根破折がみられ抜歯が必要であったため抜歯を施行した。その後、インプラント埋入手術を行った。
顎の骨に生体親和性の高いインプラント(人工歯根)HAコーティング(京セラ)を埋入し、歯の欠損部の機能的・審美的な回復を図った。ブリッジや義歯に比較してインプラント治療は隣接歯への侵襲が少なく審美的・機能的な回復が高いレベルでなされる。
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- 治療費用
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¥1,888,700(税込)
サージカルガイド、埋入手術、上部構造(歯の部分)、技工士さんの立ち会い費用等すべて含む
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- 治療期間
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1年
抜歯から骨増生、インプラント埋入手術、上部構造(歯の部分)装着まで
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- リスク
副作用 -
骨の量が少なかったために難易度の高い骨の増生術が必要である。術後に有痛性腫脹が出現する可能性もあり、骨増生がうまくいかない失敗のリスクもある。
全身状態や骨の状態によっては極めて低い頻度ではあるがインプラントは骨に生着・結合(オステオインテグレーション)しないリスクもある。
上部構造の破損、インプラント周囲炎によるインプラント体の脱落の危険性も少ないながら将来的にはある。
- リスク
【Dr.新谷のコメント】
上顎前歯部は骨が薄く、インプラント治療ができないと言われる方も多くいます。しかし、十分なシミュレーションと的確な骨増生手術によりインプラント治療が可能である場合がほとんどです。
一方で、十分な計画なくインプラント治療が行われて、それがうまくいかなかった場合には、そのリカバリーも含めて治療は非常に困難になります。そういう意味では初めのインプラント治療が非常に重要となります。
下顎の前歯部のインプラント治療はさらに骨が薄く、骨増生を行ったとしてもインプラント治療ができないこともあります。
そういう点で本症例は上顎に骨増生を行ったものの、下顎では骨増生なしにインプラント治療が行えて患者さんも審美的・機能的にも非常に満足していただけて良かったです。
上顎臼歯(サイナスリフト)
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術前
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術後
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サイナスリフト術前
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サイナスリフト術後
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- 治療内容
- 右側上顎第2小臼歯部のサイナスリフトを伴うインプラント埋入手術
右上の乳歯(E)が残存しているが詰め物の下に虫歯があり、最近臭いがするとの主訴で当クリニックを受診された患者さんです。実際にカリエスがあり、乳歯の歯冠部が崩壊していたことから要抜歯と判断しました。
右上の第2乳臼歯を抜歯。抜歯後、3ヶ月待機して、CTと模型にてシミュレーションしたところ上顎洞までの骨の厚みが十分ではなくサイナスリフトを伴う骨増生が必要と判断しました。
乳歯の抜歯後、上顎洞まで骨の厚みが少なく(上顎のインプラントではインプラントの長さが110mmか12mmが適切)、サイナスリフトによる骨増生が必要と判断しました。ラテラルアプローチによるサイナスリフトと同時にインプラント埋入手術を行いました。
赤い線は上顎同底、黄色い線が人工骨を移植して挙上されたシュナイダー膜6か月の待機期間の後、インプラントの上部構造(歯の部分)を装着して機能的・審美的な回復を行いました。

治療後口腔内

治療後レントゲン
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- 治療費用
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¥965,800(税込)
サージカルガイド、サイナスリフトにによる骨増生、静脈鎮静、インプラント埋入手術、上部構造(歯の部分)すべて含む
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- 治療期間
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1年1か月
抜歯から骨増生、インプラント埋入手術、上部構造(歯の部分)装着まで
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- リスク
副作用 -
上顎洞までの骨の厚みが少なかったために比較的難易度の高いラテラルウインドウアプローチによるサイナスリフトによる骨の増生術を行い同時にインプラント埋入を行いました。
術後に有痛性腫脹が出現する可能性もあり、感染を起こして上顎洞炎のような症状が発現することもあります。稀ではありますが骨増生がうまくいかない失敗のリスクもあります。
全身状態や骨の状態によっては低い頻度ではありますがインプラントが骨に生着・結合(オステオインテグレーション)しないリスクもあります。上部構造の破損、インプラント周囲によるインプラント体の脱落の危険性も少ないながら将来的にはあります。
- リスク
【Dr.新谷のコメント】
上顎臼歯部のインプラント手術を行う場合に、上顎洞までの厚さが少なく、一般的なインプラントを行っている歯科医院でも骨の厚みが足らないのでできないと断られる場合も少なくありません。
ただ、多くの場合そのインプラント治療を担当する歯科医師の技術の限界でできないと言われることが多いのも事実です。十分なシミュレーションとサイナスリフトの技術によりインプラント治療が可能である場合がほとんどです。
一方で、十分な技術なくインプラント治療が行われて、それがうまくいかなかった場合には、そのリカバリーも含めて治療は非常に困難になります。そういう意味では初めのインプラント治療が非常に重要となります。
この症例の場合にはサイナスリフトを応用してインプラント治療が行えて患者さんも審美的・機能的にも非常に満足していただけて良かったです。
上顎前歯部(抜歯即時埋入と骨移植)
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術前
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術後
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レントゲン術前
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レントゲン術後
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- 治療内容
- 右側上顎中切歯部に骨移植を伴うインプラント埋入術、左側上顎側切歯部へのインプラント埋入術ならびに右上側切歯部抜歯即時インプラント埋入手術
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- 抜歯即時埋入とは
- 歯を抜くと同時にインプラント体を埋入する方法です。歯を抜いてからの待機期間を短縮でき、唇側(表側)の骨を温存できるという利点もあります。
右上の中切歯が歯周病で自然脱落し、右上の側切歯も動揺しており抜歯が必要と考えて当クリニックを受診されました。いろいろとお話を伺い、左上のブリッジも、この際、外してインプラントにしようということになりました。
CTの検査などで右上の側切歯を抜歯して即時に埋入する抜歯即時埋入と右上中切歯部に骨移植、左上側切歯部にインプラントを埋入することとしました。
右上側切歯の抜歯後、右上側切歯部・中切歯部・左上中切歯部にインプラントを埋入しました。
インプラントは右上側切歯、中切歯部にはHAコーティングされた京セラ製直径3.7mm、長さが14mmのインプラントを左上側切歯部には直径3.4mm、長さ14mmを使用しました。
4か月の待機期間の後、インプラントの上部構造(歯の部分)を装着して機能的・審美的な回復を行いました。
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- 治療費用
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¥2,160,000(税込)
サージカルガイド、骨増生、静脈鎮静、インプラント埋入手術、上部構造(歯の部分ならびに温存した左上中切歯、犬歯のセラミックのクラウン(かぶせ物)、技工士さんの立ち会い費用すべて含む
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- 治療期間
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5か月
抜歯から骨増生、インプラント埋入手術、上部構造(歯の部分)装着まで
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- リスク
副作用 -
抜歯してすぐインプラントを埋入すること、骨増生も行うことで術後に有痛性腫脹が出現する可能性もあり、まれではありますが感染を起こしてインプラント体がうまく骨に生着しないリスクがあります。
上部構造の破損、インプラント周囲炎によるインプラント体の脱落の危険性も少ないながら将来的にはあります。
- リスク
【Dr.新谷のコメント】
上顎前歯部のインプラント手術を行う場合に、骨の量や抜歯してからの待機期間で唇側(表側)の骨が吸収されるという問題もあります。
抜歯即時埋入と骨増生を伴うインプラント埋入手術は十分なシミュレーションと外科の技術により問題なく行われます。
この症例の場合にはそれらの技術を応用してインプラント治療が行えて患者さんも審美的・機能的にも非常に満足していただけて良かったです。
よくあるご質問インプラント治療のよくある質問
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- インプラント手術は痛いですか?
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インプラント手術は基本的に局所麻酔や笑気麻酔を使用して行われるので、手術中に痛みを感じることはほとんどないと言って良いでしょう。
感じるとしても麻酔を打つ際の注射の痛みと抜糸時の痛みだけで、それも表面麻酔を使用することで最小限の痛みに抑えることができます。
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- インプラントはどのくらいもちますか?
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インプラントの歴史から考えると、最長で50年から60年ということになりますが、インプラント治療をするものとしては、その方が天寿を全うするまで、インプラントが機能するように臨んでおります。
そのためには、その患者さんの顎骨のベストなポジションにきちんとインプラントを埋入をすることと、インプラントの周囲の歯肉、軟組織を適切な状態に維持管理することが必要だと思っています。
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- 年齢制限はありますか?
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男性では、顎骨の成長が終わる18歳以降、女性では16歳以降が適用となり、高齢の方では80歳代、90歳未満であれば適用となると考えております。
その他患者さん自身の健康状態を考慮して最適な状態でインプラントの手術を受けていただくよう心がけております。
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- インプラントの治療期間は?
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インプラント治療は開始から終了まで、3カ月〜1年が一般的な目安と言われています。
手術自体は1~2日程度で終わりますが、埋め込んだインプラント体とあごの骨が結合するまでに時間がかかるためです。
一般的に、下顎より上顎の方が治療期間は長くなります。

