東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック

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Oral Surgery

口腔外科診療

01 高レベルで専門的な
大学病院クラスの口腔外科診療を

高レベルで専門的な大学病院クラスの口腔外科診療

口は顎の骨、噛んだり口を動かしたりする筋肉、脂肪、粘膜、歯、唾液を作る唾液腺顎の関節と生活の質に関係する様々な組織が入り組んでいる非常に複雑な体の一部です。

そこには、各々の組織から発生する様々な病気が発生する一方、全身の病気や不具合の症状として発生する病気もあります。これを適切に診断するためには、豊富な臨床経験と正確な診断能力が必要です。

当院の院長である新谷悟は、口腔外科主任教授、口腔がんセンターセンター長を歴任してきています。

大学病院クラスの口腔外科診療を直接受けることが出来るのが、この東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニックです。

2014年から2025年の12年間の統計

種類 項目 2025 2024 2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015 2014
顎関節症 顎関節症治療 25 437 392 318 348 241 355 167 107 119 126 126
ボトックス治療 6 127 141 96 69 71 97 79 40 48 55 42
舌小帯 手術のみ 0 9 17 24 25 28 36 31 29 28 4 1
歯根端切除術 手術のみ 0 10 11 15 21 19 30 13 12 15 14 11
口腔粘膜疾患 口腔扁平苔癬 3 63 46 83 98 86 165 22 28 25 6 10
白板症 4 6 8 17 39 24 24 4 5 4 15 9
その他 22 262 272 273 224 229 281 25 21 15 10 6
良性腫瘍 軟組織 5 31 23 2 12 14 25 5 6 8 6 9
硬組織 0 4 4 1 4 9 12 1 1 1 1 2
インプラント除去 他院不成功例 0 11 11 11 11 14 10 15 6 2 2 3
悪性腫瘍 主に診断 0 2 1 3 7 3 16 5 5 4 7 11
セカンド
オピニオン
口腔癌 0 3 2 9 9 8 7 6 7 12 8 15
インプラント
失敗相談
その他
1 5 9 8 15 13 14 6 8 5 3 3

院長執筆の患者さん向けの著書

著書

院長の新谷悟の著書を紹介します。

著書一覧

日本口腔外科学会の専門医・指導医

日本口腔外科学会

院長の新谷悟は、日本口腔外科学会の専門医・指導医です。

専門的治療を必要とする主な疾患

腫瘍(良性腫瘍・悪性腫瘍)

顎口腔領域の軟組織や顎骨に発生する腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があります。

良性腫瘍にはエナメル上皮腫、角化嚢胞性歯原性腫瘍、歯牙腫、線維腫、血管腫などがあり、悪性腫瘍には癌腫、肉腫、悪性黒色腫、悪性リンパ腫、悪性唾液腺腫瘍などがあります。

悪性腫瘍の大部分は癌腫で舌がん、歯肉がんである下顎歯肉がんや上顎歯肉がん、口底がん、頬粘膜がんが多くみられます。

この領域の悪性腫瘍は咀嚼(そしゃく:噛み砕くこと)、嚥下(えんげ:飲み込むこと)、発音などの機能に関わる疾患でその治療には機能の温存のみでなく整容的な面を考えた治療が必要です。そのため腫瘍切除後には機能的・形態的再建手術が必要になる場合もあります。

口腔顎顔面外傷

口腔顎顔面外傷は顔面皮膚や口腔粘膜などの軟組織の損傷だけにとどまらず、歯の損傷・上顎骨・下顎骨・顎関節突起・頬骨・頬骨弓・鼻骨など顔面を形成する骨の骨折を伴う場合が多くみられます。

その結果、噛み合わせの機能まで損なうことがあります。口腔外科では外見の損傷だけでなく、噛み合わせなどの機能の回復を重視した治療を行います。

顎関節疾患

顎関節症は歯科の三大疾患の1つともいわれ、顎運動時の疼痛、開口障害、関節雑音などの症状を伴う顎運動機能の障害を特徴とし、口腔内にスプリント(マウスピースに似た装置)を装着したり、関節腔の洗浄などの治療を行います。

その他にも、顎の関節の先天異常および発育異常、脱臼、骨折などの外傷性病変、リウマチによる関節炎、変形性関節症など多くの疾患があります。これらの顎関節の疾患を治療いたします。

口唇裂(こうしんれつ)と口蓋裂(こうがいれつ)

出生時、口唇や顎、口蓋にさまざまな程度の裂がみられるもので、体表の先天異常の中で最も代表的なものです。

哺乳障害、顎発育障害、言語障害、聴覚障害、その他の先天異常の合併などに対して患児の成長発育に沿った外科的療法、言語療法、顎および歯列矯正治療などの一貫治療を行い、先天異常によって生じた外見や噛み合わせなどの異常を回復する治療を行います。

顎変形症

顔の変形(ゆがみ、ねじれ)と、噛み合わせの異常を起こしている状態、いわゆる「受け口」や「出っ歯」などです。骨切り術等の手術と矯正歯科治療の併用により、良好な咬合の獲得と顔の変形などの審美的改善を行います。

歯の欠損症

大切な歯を失った場合に顎の骨に人工の歯根・インプラントを埋め込み、その上に人工の歯をつくります。

失った歯の修復法として、従来はブリッジや入れ歯を入れることにより機能を補ってきました。しかしこうした代用物には、隣の健康な歯を削らなければならない、上手く噛めない、違和感がある、食べられないといった問題がありました。インプラントなら天然の歯とほとんど同じ感覚で噛むことができます。

その他の疾患と治療

口腔外科では次のような疾患の診断・治療も行っています。

  • 炎症 
    歯性感染症などの非特異性炎、特異性炎、インプラント周囲炎、その他
  • 口腔粘膜疾患 
    褥瘡性潰瘍、地図状舌、ウイルス感染症、味覚異常、その他
  • 嚢胞 
    残留嚢胞、鼻口蓋管嚢胞、単純性骨嚢胞、その他
  • 唾液腺疾患 
    線維素性唾液管炎、その他
  • 先天異常 
    無歯症、小帯位置異常、その他
  • 歯科疾患 
    歯周病、その他
  • 歯科心身症 
    歯科における心身症、神経症
  • 神経性疾患 
    非定型顔面痛、その他
  • 歯の移植・再植 
    歯の移植(不要な歯を歯が欠損した場所に移植)
    再植(外傷などで脱落した歯をもとの場所に植立)
  • 抜歯

日本口腔外科学会より

主な口腔外科項目

親知らず

食べものの違いにより、現代の日本人は縄文人などの祖先と比べて噛む回数が少なく、このためあごの骨が小さくなっています。

一方、上下32本ある歯の大きさは縄文人とほとんど変わりません(厳密には少しだけ小さくなっているそうです)。

このため現代人はすべての歯があごの骨に並ばず、親知らず(一番後ろの歯)があごの骨に埋まったままになりやすいのです。

不完全に埋まった親知らずは口の中の細菌による感染がおきやすく(「智歯周囲炎」といいます)、歯ブラシなどで細菌を除去することができません。感染がおきた場合は、抗菌薬により炎症を軽くしてから親知らずを抜かないといけません。不完全に埋まっている親知らずは、症状がひどくなる前に抜いておいてもいいでしょう。

特に、女性は妊娠した時に、腫れたり痛みが出ることがあり、抜歯する際に注意が必要となりますので、妊娠する可能性がある前に、抜歯することをお勧めします。

匠の親知らず抜歯

顎変形症

生まれつき極端なうけ口、または出っ歯で、噛み合わせが悪い場合には、歯を移動する矯正治療だけでは不十分な場合があります。

一般的には矯正治療をした後、全身麻酔であごを移動する手術を行います。手術後には歯を上下に縛り(顎間固定)、一定期間固定しておきます。手術後に修正のための矯正治療を行い、治療が完了します。

顎関節症

顎関節とは耳の前にあるあごの関節です。

  • 顎関節や咀嚼筋(噛むときに使う筋肉)の痛み
  • 顎関節の雑音(コクッ、ジャリジャリ)
  • 開口障害(口が開かない)

を主な症状とする病気です。

原因は、歯ぎしりやくいしばり、あごの打撲などの外傷、ストレス、歯科治療などで長時間、口を開けていた場合にも起こります。

治療法は鎮痛薬の服用、マウスピースの使用、顎関節への注射などがあります。

顎関節症治療

歯根嚢胞

歯根嚢胞は、あごの骨にできる嚢胞の中ではもっとも発生頻度が高いものです。

歯の神経に起きた炎症が根の先端に波及し、生じた炎症性病変が嚢胞状になったものをいいます。一般的に無症状ですが、歯の根っこ(歯根)を治療した歯のエックス線写真検査によってみつけられることが多いです。

原因となる歯の根っこ付近の骨に膨らみがみられ、押すと痛みを伴うことがあります。上あごにできた場合、嚢胞が大きくなると周りの骨を吸収してしまい、嚢胞が鼻の空洞に進行してしまうこともあります。

小さいものであればまず歯の根の治療を行い、嚢胞の縮小化がみられなければ歯の根の先端を切除し、外科的に嚢胞を摘出する方法を行います。あまりにも嚢胞が大きい場合には、原因の歯を抜歯する可能性もあります。

外骨症

成熟した骨の組織からなる腫瘤(こぶ)で、上あごの中央や下あごの裏側によくできます。何らかの理由で、あごの骨が限局性に過剰発育するものと考えられています。

通常は無症状なことが多いですが、入れ歯を作るときの妨げになることがあるため、その場合は腫瘤の除去を行います。手術は部分麻酔で行います。

口蓋隆起

口の天井を「口蓋(こうがい)」といいます。

口蓋が腫れてくる病気には、「口蓋隆起」があります。口蓋隆起はおもに口蓋の真ん中にできる硬い骨の隆起です。原因は不明ですが、歯ぎしりと関係があるのではないかといわれています。

入れ歯の邪魔になる、などの場合でなければ取り除く必要はありません。

口腔乾燥症

唾液の分泌量が低下してお口の中が乾燥する病気を「口腔乾燥症」といいます。

原因としては、加齢にともなうもの、薬物によるもの、糖尿病などの全身疾患によるもの、精神的ストレスなどさまざまです。

症状としては、お口の中のヒリヒリ感、舌の痛み、口臭、歯周病が現れることがあります。

口腔乾燥症の場合には、原疾患の治療の他、人工唾液やうがい薬、保湿剤等を使用します。

口腔カンジダ症

カンジダ症とは、お口の中の常在菌(ふつうの場合でもいる菌)であるカンジダ菌(カビの一種)による感染症です。

病原性は低いため、健康な人のお口には発症は認められません。体力や抵抗力が低い乳幼児や老人、悪性腫瘍、免疫不全、糖尿病などの基礎疾患をもった患者に発症します。

また抗菌薬やステロイド薬の長期投与により、お口の中にいる細菌のバランスが崩れたときに発生しやすいといわれています。

頬の粘膜や舌表面に、拭うことができる白い白斑ができることが特徴です。抗真菌剤の軟膏やうがい薬、飲み薬の投与を行います。

口角炎

口の両端を口角といいます。口角炎とは、その部分にひび割れができてしまい、口を開けるときに痛くなるものです。

細菌感染、カビの一種のカンジダ、ウイルス、薬剤、ビタミン不足などが原因といわれており、必要に応じて細菌検査や血液検査を行い、原因を調べる必要があります。口内炎と同じで、お口の中の清掃と、軟膏を使います。

ガマ腫

舌下腺という大きな唾液腺の排泄障害によって生じる嚢胞です。

大きいものでは舌が挙上されることにより食事や発音がしにくい症状がみられることもあります。

部分麻酔で嚢胞に穴を開ける(開窓療法)で対応します。何回も何回も再発を繰り返すような場合には全身麻酔で舌下腺摘出を行うこともあります。

舌痛症

舌が痛くなる原因にはいろいろなものがあります。歯や食べ物で舌が傷ついたり、入れ歯などによる傷によるものもあります。見た目に傷や粘膜の異常がない舌の痛みを「舌痛症」といいます。ときには味覚の異常を起こすことがあります。

原因にはカビの一種であうカンジダ菌によるもの(口腔カンジダ症)や、精神的なストレスがかかわっていることもあります。

カンジダ菌によるものであれば抗真菌薬を使用します。精神的なストレスがかかわっている場合には、ストレスの緩和によって症状が軽くなることもあります。漢方薬などで改善することもあります。

唾石症

唾石症とは、唾液腺または唾液を排出する管の中に結石(唾石)が形成される病気です。

頬や顎の下にある唾液腺(耳下腺・顎下腺など)が腫れたり(唾腫といいます)。食事摂取時の痛み(唾疝痛)が起こるのが特徴です。しばしば唾液の出口から細菌感染を起こし、膿が出ることがことがあります。

顎下腺とはあごの下にある唾液腺です。顎下腺はほかの唾液腺よりも唾石ができやすいとされています。

治療法としては外科的な摘出術を行います。もし唾石が深い場所にある場合には、唾液腺自体を摘出することもあります。

歯牙腫

歯はエナメル質、象牙質、セメント質という3つの硬い組織からなります。歯牙腫とは、これら3つの組織の増殖による腫瘍です。

歯が原因の腫瘍では、もっとも高頻度に発生します。通常は無症状に経過することが多いですが、大きくなると歯並びに乱れが生じ、永久歯が生えてこない症状や、歯ぐきやあごの骨が無痛性に腫れてくるなどの症状がみられます。小さいものでは局所麻酔で摘出を行います。

掌蹠膿疱症

歯周病や先ほどの根尖性歯周炎とかかわりのある皮膚の病気に「掌蹠膿疱症」があります。

掌蹠膿疱症は手のひらや足の裏に膿疱(膿のふくろ)ができ、しばらくするとガサガサになってしまうものです。原因ははっきりしませんが、歯周病や根尖性歯周炎を治療すると改善した例や歯科治療の際に入れた金属が原因であるといったが多く報告されています。

病巣感染といって体の一部の感染病巣がまったく離れた部位の病気を起こすことがありますが、これが掌蹠膿疱症の原因ともいわれています。

主な治療法には、 副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)・ワゼリン・活性型ビタミンD3などの外用や抗生剤を使う方法、ステロイド・抗炎症剤を内服する方法などがあります。

原因となるものを取り除くということで歯科治療の際に金属をいれてから発病した場合には、金属アレルギーのテストを行い、アレルギーがあるようであれば、その金属をはずします。

歯性上顎洞炎

上顎洞とは目の下、鼻の外側にある上あごの空洞です。

むし歯,歯周病(歯槽膿漏)からの炎症が上顎洞に入り、上顎洞炎を起こすことがあります。これを「歯性上顎洞炎」といいます。

元来、上顎洞は歯と隣り合っているので、むし歯を治療せずに放置していると、歯性上顎洞炎になることがあります。

上顎洞は目のくぼみ(眼窩)とも隣り合っているので、上顎洞炎がひどくなれば眼球の突出や失明の可能性もあります。

急性化膿性顎骨骨髄炎

一番症状が強い時期には、原因の歯がとても痛くなり、次第に隣り合う歯にも痛みが出てくるようになります。さらに炎症が進行してあごの骨の中にある神経に近くなると、その神経が支配する下唇やあご先の皮膚にしびれが出現します。

炎症症状が落ちつくと症状も落ちついてきますが、高度の炎症にさらされた骨の組織は壊死(組織死)を起こし、歯ぐきなどから排膿するようになります。壊死した骨は周囲の正常な骨とは区別されるようになります(腐骨形成)。

徹底した抗菌剤療法と解熱、鎮痛目的の抗炎症剤の投与を行います。原因の歯がある場合には、その抜歯を行い、排膿を促すこともあります。炎症が落ちついた後は腐骨除去術を行います。

BRONJ

BRONJ(ビスフォスホネート系薬剤による顎骨骨髄炎)

ビスホスホネート系薬剤とは、多発性がん、とくに乳がんの骨転移や、骨粗鬆症に対して骨量増加を目的とし、内科や乳腺外科、整形外科で近年広く使用されるようになりました。しかし一方で、副作用として骨の壊死や骨髄炎を引き起こすことが問題となってきています。

あごの骨はこの薬の副作用で他の部位の骨よりも骨壊死を引き起こす確率が高いことが知られており、これは「ビスフォスホネート系薬剤による顎骨壊死(BRONJ)」とよばれています。

症状として歯ぐきの腫れ、痛みをともなう骨露出、骨折などがあります。

症状によって口の中を清潔にして経過を見る場合と、場合によって骨髄炎に準じた手術が適応になります。

シェーグレン症候群

口腔乾燥症にドライアイをともなったものを「シェーグレン症候群」といいます。

シェーグレン症候群と診断された場合、人口唾液・うがい薬・保湿剤による治療の他に唾液腺ホルモンの投与、ステロイド剤の投与などを行います。

しかし、現在シェーグレン症候群に対する有効な治療法はなく、さまざまな治療に対して難治性で、症状が進行してしまうこともあります。

また進行した場合、関節炎や間質性肺炎、強皮症、多発性神経炎などを合併することもあります。

エプーリス

エプーリスは、歯肉に生じた良性腫瘍の仲間です。

歯に適合の悪いクラウンなどの被せ物や、レジンなどの詰め物による機械的な刺激が歯肉に加わったり、歯槽膿漏で歯ぐきに慢性的な炎症がある場合にできるとされています。

また、妊娠時に女性ホルモンのバランスが崩れるとできる方もいます。エプーリスを取り除く手術で、部分麻酔でできるものです。

粘液嚢胞

くちびるにも唾液腺があります。口唇腺という唾液腺の損傷(くちびるを噛んでしまう、ぶつけてしまう)によって唾液がうまく出てこなくなり、組織内にたまってしまう水ぶくれを「粘液嚢胞」といいます。

局所麻酔でのう胞を摘出します。原因になった口唇腺もともに摘出することで再発を防止します。

舌小帯強直症

舌のうらにある真ん中のさくを「舌小帯」といいます。舌小帯が短く、舌の動きが悪いことがあり、これを「舌小帯強直症」といいます。

上唇をなめることができない、ラ行の発音がしにくいなどの症状があります。

舌を前に伸ばしたときに舌がハート型になれば舌小帯強直症といえるでしょう。舌小帯を切ってのばす手術で部分麻酔でできるものです。

オトガイ神経麻痺

顔の感覚をつかさどっている三叉神経の枝であるオトガイ神経に障害がおきて、下くちびるやあご先の感覚が鈍くなることをいいます。

原因としては、おもに下あごの手術(抜歯、嚢胞摘出)によるものが多く、骨髄炎でも起こることがあります。

親知らずの抜歯では全体の数%に起こるとされています。治療は、ビタミン薬の服用ですが、難治性の場合には星状神経節ブロックが行われます。

口腔外科症例の一例

  • 口蓋隆起

    粘膜を剥離し、分割して骨を削除し、最後に円滑に仕上げて粘膜を縫合しました。保護床を入れて手術を終えました。

    口蓋隆起

    口蓋(口の天井部分)に発生した口蓋隆起。喋るのにも邪魔になり、食事のたびに粘膜が火傷をしたり、揚げ物など食事できなかったとのことです。

    どこに行っても、手術をしてくれなかったとのことで悩んでおられました。手術後、これでなんでも食べられると本当にうれしそうでした。

お口の中にできる病気

詳しくは
「口腔外科症例集」へ

口腔外科に関する専門的な情報

詳しくは
「歯科医師用 新谷悟の歯科口腔外科塾」へ

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